静的ページ内にWordPressの情報を表示できるようにする方法
同じサーバー内にインストールしているWordPressの投稿記事や固定ページの情報を、静的ページ内に表示できるようにする方法を紹介します。
この方法はPHPが実装するので、静的ページの拡張子を「.php」にするか、どうしても「.html」で作成したい場合は「.htaccess」の設定を変更してPHPが動作するようにしておく必要があります。
PHPが動作するようなったら、下記の通りWordPress内の「wp-load.php」を読み込ませます。
require $_SEVER['DOCUMENT_ROOT'] . '/wp-load.php';
「wp-load.php」が読み込みが成功すると、それ以降の行ではWordPressの関数が利用できるようになり、投稿記事や固定ページの情報が取得可能です。
なお「 $_SEVER[‘DOCUMENT_ROOT’] 」はウェブサイトのドキュメントルートまでのパスを表示するPHPの配列です。
WordPressをサブディレクトリにインストールしている場合は、以下のようにパスにサブディレクトリを追加してください。
require $_SEVER['DOCUMENT_ROOT'] . '/サブディレクトリ/wp-load.php';
なお静的ページ内でWordPressが利用できるようになるのは「wp-load.php」を読み込んだ後なので、静的ページ内でWordPressの関数などをしている箇所よりも前に読み込ませる必要があります。
//WordPressのコアファイルを読み込む
require $_SEVER['DOCUMENT_ROOT'] . '/wp-load.php';
//ここから下はWordPressの関数が使用できる
$args = array(
"post_type"=> 'post'
,'posts_per_page' => 12
,'orderby' => array( 'date' => 'DESC', 'menu_order' => 'ASC' )
);
$the_query = new WP_Query($args);